このページでは、PCケースの基礎知識や選び方などを紹介します。
PCケースとは、呼んで字のごとくパソコンを包むケースです。ノートパソコンの場合はそれ程気にする必要はありませんが、デスクトップパソコンの場合はその性能の良し悪しが少なからずパソコンの性能に影響します。
とは言え、BTOによるカスタマイズ販売をしているショップブランドぐらいでしかPCケースを選ぶ事は出来ないのでそれ程気にしないでも良いのですが、知識として知っておいて損はありません。
PCケースの主な種類は対応するマザーボードによって変わってきます。主な物としては、小型パソコンなどで採用されるMini-ITX, スリムタワー型で主に採用されるケースが多いMicro ATX, そしてタワー型で採用されるケースが多いATXの3つと言えます。当然ケース選びもこの規格に準拠した物でなければなりません。
それらを踏まえた上で選び方のポイントを紹介します。まず何よりも重視したいのが搭載可能なベイの数と冷却性・静音性、そして見た目のデザインでしょう。
まず拡張ベイの数に関しては、これが多いかどうかで搭載できる、HDDや光学ドライブ、ビデオカードの数が決まってくるので必ずチェックしておきたい所です。
静音性はある意味、処理性能とのトレードオフの関係にあると言えます。なぜなら静かなパソコンを目指そうとすればその分ファンの回転などを抑える必要性が生じるので必然冷却性能が下がり、パソコン全体の処理に影響を与えます。究極は速くて静かなパソコンが理想でしょうが、そこはバランスを上手く考える必要があります。冷却性についてもそれは同様で、いかに冷却性が向上してもファンがガンガン回るうるさいパソコンでは意味がありません。最近はエアフロー(空気の逃げ道)をしっかりしたり、ケースの材質にアルミを使う事で静音性を損なう事無く、静かに安定動作するパソコンを実現する事も可能です。
そしてある意味一番拘るべきなのが、デザインでしょう。毎日お目にかかるパソコンのデザインの良し悪しはそのままパソコンの印象にも影響します。ですから最終的には、自分の好みのデザインのPCケースを選ぶようにした方が後々後悔は少いでしょう。
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